2021カノン杯&大漁カップヨットレース参加でトラブル発生

 大漁カップの2週目上マークを回航寸前にポートタックからスタボータックにした途端!「ドスン!」と云う音と共にポート側のアッパーサイドステーのTボルトとジョーの部分が破断!

 急いでメインセールとジブをファーリングして、右舷のランニングバックステーでアッパーサイドステーの代わりを設置しマストがぶっ倒れない様に応急処置を施し、リタイヤ!

 いやーっ驚いたの何のって!ビビりました。

 急いでマリーナに入港し、もっと丁寧にサイドステー代わりの処置をして、米子港に帰港した。

 破断した個所をよく見ると5/8インチのTボルトの付け根の中心部が金属疲労で破断して腐っててボルトの周りだけほんの一部でくっ付いていたのだ。

 直ぐに部品の手配とネットを検索するが、、何せ41年前に造船されたヨット似た様な部品はあるのだが、同じ物が無いので、急遽某精機会社にダメ元で同じ物を製作して欲しいと頼み込んで承諾してもらい何とか製作してもらって無事修理が出来た。

 304ステンレスで製作してあったので、今度は316ステンレスで作ってもらった。

 これで一先ず安心です。

  •  左舷側も新しく作成してもらった。

  •  緩めるのにパイプレンチとネジ神様を使用して、やっと緩んだ。

  •  破断した右舷側の画像で、新しいTボルトに交換後です。

  •  左右のテンションを合わせ、これでOK!

  •  右舷側のTボルトとトグルジョーの画像を撮るのを忘れてました。

     何とかストレートターンバックルを取り外し、某精機会社に持ち込み同じ物をステンレス316で作成してもらった。