Peugeot A206CCの部品入荷!
最近はヨットのメンテナンスをせず、A206CCにべた惚れ状態!
まるで新しい彼女が出来たみたいに、こいつに一途!
暇さえあれば撫でたり(洗車)擦ったり(ワックス掛け)、おまけに大きく開脚(ルーフ展開)させたり、じっくり覗き込んだり(修理)で大変!
こいつもひょっとして「そんな事(あちこち分解)しないで!」ってうんざりしてるかも?
古女房(ヨットMaple)が泣くぜ!
てな訳で、やっと注文したラジエタークーリングファンの低速回転の負荷を担っているレジスターが来ました。
これの耐熱抵抗が断線してるので、エンジン内の水温が82℃に保たれず、と言うのがエンジン冷却システム内にサーモスタットと言う部品がある、その部品は82℃で開くように出来ていて、水温が上昇するとエンジンブロックとラジエターとの水路をつなぐ水門の様な役目をしている。
そして、水温センサーが水温82℃を感知して低速のクーリングファンを回しなさい!と命令して82℃以上上昇しない様に、せっせとラジエターを冷やすのですが、更にエンジンを酷使して、ファンが低速回転では冷やし切れない時に、今度は高速回転でファンを回転させオーバーヒートしない様ラジエターを冷却しているのです。
同じ様にエアコンのコンデンサーも冷却している。
話が長くなってしまいましたが、その低速回転の負荷をコントロールしているのが、今回のレジスターと言う部品なのです。
これが断線すると、高速回転だけしかファンが回らないので高い温度域(90度以上)でしか冷却しない。
勿論水温センサーも、その役目を背負っている。
これによってのエンジンへの弊害は、シリンダーブロックやカムシャフトヘッドの膨張が起こり、やがてはガスケットが切れたりして、冷却水がピストン内やエンジンオイル内に入り込み、それはもう大変な状況になるのです。
水温センサー、リレー、レジスター、ファンモーターの順で点検して行くのが良いでしょう。